2020年7月7日火曜日

雑記

ここ2週間ほど田舎で農業の手伝いをしておりました。
それで少し忙しかったため今回の更新は雑記です。

雨が続いていたおかげで気温が低く作業しやすかったですが、梅雨の時期は田んぼも畑もぬかるんでるしジメジメしていて体がベタついて動き難いのがイヤですね・・・
果樹園の手伝いや薪や木材を保管する小屋を3か所ほど作る手伝いをしてきましたが雨の中では思うように作業できずなかなか大変でした。
でも、廃材を使った素人仕事にしては良いものが出来たので自己満足しています。

話は変わりますが田舎の家の軒下に燕が巣を作っているのですが、そこに屋根の隙間からアオダイショウがやってきてヒナを2羽丸呑みにしているのを目撃してしまいました・・・
田舎ではよくあることらしくて話には聞いてましたが、さすがに初見だと驚きますね・・・

身内が棒を持ってきてアオダイショウを何度が叩くとアオダイショウは丸呑みしたヒナを吐き出して逃げていきました。
ヒナを丸呑みにした状態では屋根の隙間を通って逃げられないと判断して吐き出したんでしょうね。

ただ、棒でアオダイショウを追い払う際に誤って燕の巣も落とす痛恨のミスをしてしまいました・・・(燕さんゴメン。)
巣の中のヒナがピクリとも動かなかったのでダメかと思いましたが幸いなことに無事でした。
しかも、蛇に丸呑みされたヒナの1羽もすぐに吐き出されたせいかまだ生きてるというミラクル。


巣から落ちたヒナは親鳥が育てなくなることもあると聞いたことがあるのでどうしようかと思いましたが、そのままにしておくのも可哀想なので巣を元の場所に戻してみました。
落ちた巣は柔らかく崩れやすかったので幅15cm奥行10cmほどの小さな木製バスケットに巣を入れて家の軒下に設置したのですが、様子が変わったせいか親鳥が警戒してかあまり近づいて来てくれませんでした・・・
ところが、翌日に巣の様子を見ていると親鳥がヒナにしっかりと餌をあげていて無事子育てを再開してくれました。

数日、燕の親子の様子を観察してみると3羽とも元気に餌を食べて育っているようです。
蛇に丸呑みされて生き延びている燕はそうそういないんじゃないでしょうか。
燕のヒナなんて貧弱だと思ってましたが、想像以上にたくましい生き物ですね。

時々、街中でも「燕の巣が落ちてヒナが生きてるけどどうしていいか分からない。」という話を聞くことがあります。
その場合は、巣を元の場所に戻してやると子育てを再開してくれるようです。
もし、落ちた巣が壊れた場合はカップラーメンの容器などを深さ5cmぐらいになるように切って、中にヒナを入れて巣のあった場所に粘着力の強いテープなどで貼り付けると良いみたいです。

まあ、街中では燕の巣なんて見かけませんが、もし落ちた燕の巣を見つけて困った場合は試してみてください。