2023年12月25日月曜日
30MS - 30 MINUTES SISTERS 素体比較2
今回はバンダイさんから発売されている「30MS」こと「30 MINUTES SISTERS」を紹介したいと思います。
「30MS」を知らない方に簡単に説明しますと、「30分で組み立てられる、お手軽・安価・カスタマイズ可能な美少女系プラモデル」です。
2023年12月現在発売されているキャラは、上記の写真で全員かと思います。
(もしかしたら誰か足りないかも・・・)
こうやって見ると、「30MS」もかなりキャラが増えてきましたね。
先日、YOUTUBEでバンダイさんの公式チャンネルの「30 MINUTES CHANNEL」で新作の発表もあり、今後も大きく商品展開していくようですので楽しみです。
さて、現在発売されているキャラの身長や体形の差は上記写真の通りです。
ネヴァリアが最も背が高く、背が低いのは「リリネル/ララネル」の二人ですね。
30MSは「カラーA:標準」「カラーB:色白」「カラーC:褐色」の3色のスキンカラーで、商品展開されています。
現在のところ、アイマスとウマ娘のコラボのため、カラーAのキャラが一番多くなっています。
スキンカラーを3色に限定することで、コスト削減に加えてスキンカラーを合わせて組換え出来るというのは良いですね。(figmaやフィギュアーツの改造では肌の色合わせが大変・・・)
スキンカラーはパッケージに表記されていますので、お好みのスキンカラーのキャラだけ集めて、組み替えて遊ぶことも可能です。
横からと後ろからの写真です。
3面図を見て頂ければ、キャラごとの体形の違いも確認頂けるかと思います。
一見すると色違いにしか見えない「リシェッタ」と「アルカ・カルティ」も、若干プロポーションに違いがあったりします。(上段右から2番目と4番目のキャラ。)
画像を大きめにしておきましたので、各部パーツの形状なども確認しやすいかと思います。
実はこのパーツ形状というのが重要だったりしますが、詳しくは後ほど説明します。
全キャラを並べた写真ではネヴァリアとリシェッタがほぼ同じ身長に見えますが、実はネヴァリアの太もものリングが1.5mmの厚みでリシェッタの3mmリングより薄くなっています。
そのため、リングを外すとネヴァリアの方が確実に高身長になります。
ただ、首から股下までの胴の長さは、ネヴァリアよりリシェッタの方が少し長かったりします。
ネヴァリアは胴が短く足が長いモデル体型になっており、足も足首にかけて細くなっていて美脚でスマートな印象です。
リングパーツを外した場合の身長差はこのようになります。
リングパーツを外すとおよそ「figma/S.H.Figuarts」と同じぐらいのサイズ感になります。
ただ、頭のサイズは標準的な「figma/S.H.Figuarts」に比べて一回り大きい感じなので、アニメ系の「figma/S.H.Figuarts」とミキシングしての改造は頭身のバランス調整が難しいかもしれません。
こちらは別売りのオプションボディーパーツを装着した写真です。
オプションボディーパーツは、カスタマイズ用のパーツでボディパーツ単体で販売されています。
オプションボディーパーツは、大きく分けて左側のコスチュームボディパーツや右側の素体用のボディパーツがあります。
オプションボディーパーツについては、紹介したいことが色々とあるのですが記事が長くなってしまうので、また別の記事にまとめようかと思います。
30MSは本体やオプションボディパーツを含め、互換性のあるパーツが多々あります。
上記の写真の通り、互換性のある部品を組み替えることによってデザインを簡単に変更することが出来ます。(写真では分かりやすく肌色面積を増やしていますが逆も可能です。)
記事の上の方で「パーツの形状が重要」と書きましたが、それはこのことです。
パーツのひとつひとつがカラーバリエーションになっているので、頭部や手足の組換え以外にもパーツの組換えで自由にカスタマイズ出来るので、カスタマイズの自由度が非常に高くなっています。
この点が「30MS」の最も良い所だと思います。
あと、兄妹ブランドの「30MM」とも互換性があったり、「フィギュアライズ・スタンダード」とも少しだけ互換性があったりします。
これにより、カスタマイズの自由度もより高くなり、更に相互のブランドのプレイバリューも高くなっている点も素晴らしいです。
互換性については詳しく書くと長くなるので、そちらも別記事で紹介したいと思います。
最近、1/12スケールの可動フィギュアの価格が、当たり前のように1万円を超えるようになってきましたね・・・
万年金欠の当方はついていけなくなりました・・・
それで仕方なく安価な「30MS」をメインにコレクションするようになってきましたが、figmaやS.H.Figuartsをミキシングして遊んでいた自分にとっては、「30MS」は相性が良かったようで予想以上に楽しんでいます。
ガチャガチャ組み替えているだけでも楽しいのですが、ヘアスタイルパーツやボディパーツや武装が充実してきたことで、色々なアイデアが浮かんできました。
純正アイプリデカールだけでなく他社製のアイプリデカールなども使えそうなことが分かってきたので、フィギュアで発売されていないキャラを「30MS」で簡単に製作することが出来るかもしれません。
そして逆にfigmaのパーツを30MSに流用することで、30MSのカスタマイズの幅を更に広げることも出来るかもしれません。
かなり遊べそうな商品なので、気になった方は是非触ってみて頂ければと思います。
(バンダイさんも何度も再販しており、量販店の店頭でも買えるようになってきてます。)