2017年10月9日月曜日

フィギュア改造



今回はグレンラガンのヨーコさんをリボルテックベースで作ってみました。

ヨーコさんの可動フィギュアは、武装神姫の「ヨーコonMMS」や「リボルテックフロイライン・ヨーコ」や「ニューロマンサー ヨーコ」の3種が既に発売されています。
既に発売されているのに何故わざわざ作ったかというと、上の3種は個人的に気になる部分があって自分の中で決定版といえるものが無かったからです・・・
(ニューロマンサーは大きすぎ、ヨーコonMMSはスレンダーすぎ、リボルテックはfigmaより一回り大きいのが気になるなど・・・)

それで、実は密かに「figma ヨーコ・リットナー」が発売されるのを心待ちにしていたのですが、発売される気配が微塵も感じられないので自分で作ることにしました。
そして、完成したのが上の写真のモノになります。
うーん、自分でも驚くぐらい望み通りのモノができました。(自画自賛)

今回の改造もいつも通りの手抜き改造なので、材料と時間さえあれば誰にでも製作できるかと思います。
しかも、アイプリも塗装も必要ないので非常にラクに作れます。
簡単にレシピと手順を書いておきますので、作ってみたい方は参考にしてみてください。





■レシピ■
・figma 一色あかね : フェイスパーツ
・武装神姫 ヨーコonMMS : 胸・手・マフラー・ブーツ・ホットパンツパーツ
・リボルテック メローナ : 腕・足・胸部(内部)パーツ
・リボルテック ユーミル : 腰パーツ
*エポキシパテ要




まず、「武装神姫 ヨーコonMMS」をバラして上の写真のパーツを取ります。
比較的簡単にパーツを外すことは出来ますが、ホットパンツはちょっと外しにくいのでドライヤーなどで温めてから外すと良いかと思います。
あと、胸のパーツは軟質パーツで破れやすいので慎重に外してください。




次に「リボルテック メローナ」の胸部パーツを取り外します。
胸部パーツは軟質パーツと硬質パーツの2つのパーツで構成されているのですが、必要なのは上の写真の内側の硬質パーツだけです。こちらのパーツも簡単に外せます。




さて、次の工程がちょっと面倒なのですが、「figma 一色あかね」のフェイスパーツを「ヨーコonMMS」の後頭部に取り付けるためのパーツをパテで作る必要があります。
上の写真のグレーのパーツがソレです。

ちなみにグレーのパーツの下にある首のパーツですが、これはレジンで当方が自作したパーツです。
このパーツを作るのは面倒だし説明も長くなるので、リボルテックのダブルボールジョイントを首のパーツとして使用すると良いかと思います。
マフラーで隠せますのでソレほど見栄えに影響はしないと思います。




後頭部とフェイスパーツを接続するパーツですが、エポキシパテをこねて上の写真のように挟み込むだけで作ることが出来ます。
(写真は分かりやすくするため隙間がありますが、実際に作業するときは隙間無く後頭部とフェイスパーツを密着させてください。)
ただし、エポキシパテを挟み込む前に後頭部のパーツとフェイスパーツの裏側にシリコンオイルなどの離型剤を塗っておくことを忘れないで下さい。 場合によってはパーツがくっついたまま離れなくなります。
(エポキシパテは100均のもので十分です。)
尚、シリコンオイルが無い場合はメンソレータムやリップクリームなどでも代用できます。
(成分にワセリンが入っているものも大体は使えます。)

パテが十分硬化したら首のジョイントを取り付ける3mmの穴をドリルで空けて下さい。
パテの形状によって穴の位置が変わりますので、穴の位置は自分で調整して下さい。




ジョイントの径はほぼ無改造で使用できるのですが、唯一靴のジョイントの径だけドリルで3mmに広げてやる必要があります。
ジョイント穴をドリルで3mmに広げる場合、電動ドリルは使わずに手回しドリルで開けるほうが良いです。
電動ドリルの場合、パーツを貫通する危険性がありますので・・・
穴を広げたら白いfigmaジョイントかリボルテックジョイントを靴のパーツに差し込みます。

あとは「リボルテック メローナ」の腰のパーツを「リボルテック ユーミル」の腰のパーツに交換すれば、上の写真のパーツがそろうと思います。
(メローナの腰パーツだとホットパンツが入りません・・・)

ここまできたら、後は組み立てるだけで完成です。
もし、うまくパーツがはまらない場合は、ドライヤーなどで温めてからパーツをはめ込むとやりやすいです。




パーツを組み立てれば、上の写真のようなものが出来ると思います。
これで完成です。







こちらはサイズの比較写真です。
一番左が「ヨーコonMMS」で真ん中が今回作ったヨーコで右が「figma 一色あかね」です。

「ヨーコonMMS」や「リボルテック ヨーコ」に比べて、頭一つ分だけ背が低くなったのでfigmaとも絡めて遊びやすくなりました。
確かこの衣装の頃のヨーコは14歳という設定だったので、年相応の身長になった気がします。

そしてメローナの体形を生かしたおかげでヨーコのプロポーションもほぼ再現できたうえに、「figma 一色あかね」のフェイスパーツを利用したおかげで顔立ちがfigmaクオリティの非常に可愛らしい感じになりました。








色々とポージングをして撮影。

ポージングをしていて思いましたが、リボルテック素体のためfigmaに比べるとアクション性は落ちますね・・・
特に股関節や肩の可動が制限されてちょっとポージングしづらかったです。
でも、ヨーコのプロポーションを再現しようと思うとfigmaでは難しいので仕方が無いところです。

もう一点、このヨーコさんには良い点がありまして、「figma 一色あかね」のフェイスパーツが利用できるので色々な表情にすることが可能です。
しかも、「figma 一色あかね パレットスーツver」の表情パーツも使用可能なので全部で6種類ぐらいの表情パーツが使えます。
figmaでもコレだけの表情パーツが使えることは少ないのでプレイバリューも高くなっていると思います。

本当は、「figma そに子 水着ver」を使って「figma ヨーコ・リットナー」に改造したかったのですが、プレ値で高いfigmaを改造用に使うのは当方の資金力では無理でした・・・
もし、安く「figma そに子 水着ver」を入手できたら試してみたいところです。


あと、かなり前に改造プランだけ紹介した「figma 川神舞」ですが、現在プランの練り直しをしています。
材料として必用なfigmaが多いのでもう少し少ないfigmaで作れないか模索しています。
それと、アイプリを作るのも面倒なので、上のヨーコの改造でやったようにフェイスパーツを流用できるキャラが居ないかも調査中です。
当方は面倒な作業が嫌いなので出来るだけ簡素なプランにしたいところです・・・