2016年7月13日水曜日

フィギュア改造



先日、雑記の記事で紹介した改造フィギュアの紹介です。
こちらのフィギュアは「S.H.Figuarts ロックバイソン」を改造して重装騎士製作しました。

以前からfigmaのガッツやキリトの敵役になりそうな可動フィギュアを探していたのですが、全く見つからなかったので仕方なく自分で作ることにしました。
ミノタウロスとかオークとかゴブリンとかモンスター系の可動フィギュアなどが欲しかったのですが、国内メーカーからはほとんど販売されていないですね。
リボルテックからモンハンのリオレウスやジンオウガなどが発売されていますが、個人的には亜人型モンスターの可動フィギュアが欲しかったりします。
海外メーカーであればトイビズやサイドショウからロード・オブ・ザ・リングのオークなどが発売されていましたが日本では既に品薄で入手しづらいです。





こちらの写真は改造前の牛角さんとの比較写真です。
「フィギュア改造」なんて言ってますけど大したことしていないのが丸分かりですね・・・
色を塗り替えて肩に盾をつけて手を改造しヘルメットを被せただけです。

今回の改造も誰にでも出来るお手軽改造なので簡単にレシピを書いておきます。
作ってみたい方は参考にしてみてください。




頭部のバケツヘルムはボーフォードの「武(もののふ)」シリーズのヘルメットを使用しています。
そのままだと被せられないので上の写真のように1/100ガンプラの手首ボールジョイントの受側のパーツに3ミリのランナーを挿したパーツを作り、バケツヘルムを被せられるようにしています。




次に手の方ですが牛角さんの開いた手のパーツの指をニッパーで切り落として2mmの穴をドリルで空けて、「リボルテック ユーミル」の指パーツを取り付けています。
ただ、この指のパーツはユーミルの片手のみに付属しているため、両手を改造しようとするとユーミルが2体必要になります。
そこまでお金をかけたくない場合は4mmのリボルテック・ジョイントを購入し、切り取った指のパーツを再利用すれば五指可動が出来るようになります。
4mmのリボルテック・ジョイントは品薄ですが模型店・フィギュアショップ・海洋堂のオンラインショップなどで入手できるかと思います。




五指可動するため、手の表情もこのような感じでつけられるのが良いです。
何となくダーク・ソウルに出てくる敵キャラっぽい感じがしますね。
プレイしたこと無いですが・・・




4mmのリボ球の保持力は強くはありませんが、軽いものであればこのような大剣でも保持できます。
この剣はボーフォードの「鬼武者Arms Collection」のマーセラス極装備の剣です。

肩の盾は「ドラゴンクエスト レジェンドアイテムズギャラリー」のはぐれメタルの盾を2つ使用しています。
盾の裏側のパーツを外し牛角さんの肩のドリルのパーツを適度な長さでカットして接着し装着しています。

あとは牛角さんの緑色の部分を銀色に塗り替えただけです。
塗装をされる場合はフィギュアの関節部分をドライヤーで温めて外し、パーツをバラしてから塗装すると塗りやすいです。
パーツをはめ込む場合もドライヤーで温めてからはめ込んでください。温めないと壊れます。
これだけの作業で写真のようなモノが完成するかと思います。




前回製作したパラディンとのサイズ比較です。
見てもらえば分かる通りかなりの巨体なので、なかなかの威圧感があります。
鎧を着込んだ巨人族といった感じでモンスター感もあります。




かなり前にお客さんの依頼で製作した1/35戦車模型用の30cm四方の背景セットに飾ってみました。
かなりの巨体なので20cm四方の背景セットだと入りきらないです。
30cm四方の背景セットに1体だけ飾ると少し小さく見えますね。




他のフィギュアと比べるとやっぱり大きいです。










ちょっとパラディンと絡めて遊んでみました。

上の最後の写真はベアハッグっぽい写真を撮りたかったのですが、「高い高い」をしてるようにしか見えませんね・・・
牛角さんの可動が良く足先がダイキャストで安定感もあるので、figmaやフィギュアーツなどを1体ぐらいなら持ち上げたままにすることも可能です。
首をつかんで片手で持ち上げることは流石に出来ませんでしたが・・・

作ってみて思いましたがゲームの中ボスっぽい感じで敵キャラとしてなかなか使い勝手が良さそうです。
ちょっと頭が大きい感じもするのですが、何となく人とは違う異質なモンスター感があってコレはコレでいいような気がしてきました。

上の写真で無改造の牛角さんが写っていますが、実は黒いバケツヘルムがあったのでもうひとつ黒い鎧の重装騎士も作るつもり購入しました。
黒い鎧バージョンも完成したらこちらのブログで紹介しようと思います。

今回使用した材料一覧を下にまとめておきましたので何か製作するときの参考にでもしてください。

■材料一覧■
・S.H.Figuarts ロック・バイソン(ベース素体)
・リボルテック ユーミル(指パーツ)
・ボーフォード 武(もののふ)シリーズ その四(バケツヘルム)
・1/100 ガンプラ 手首ボールジョイント受側ポリキャップ(ヘルメット固定用パーツ)
・ドラゴンクエストレジェンドアイテムズギャラリー はぐれメタルの盾 2個
・鬼武者Arms Collection マーセラス極装備

材料一覧のパーツは全て中古フィギュアショップなどで比較的に安い値段で入手できたりします。
牛角さんは投売りされていたのを700円ほどで入手しユーミルは箱なしのものを1600円で入手しました。
(高いフィギュアは出来るだけ改造用に使いたくないですので。)


最後にオマケの改造です。



「リボルテック アンネロッテ」と「figma 涼宮ハルヒ」の頭部を挿げ替えて超騎士ハルヒにしてみました。




超騎士ハルヒと重装騎士でパーティを組んでみたり。




以前のフィギュア改造記事で、リボルテックとfigmaのジョイントに互換性が有る件を書きましたが、ソレを応用するとリボルテックのボディにfigmaの頭部を挿げ替えることが出来ます。
上の写真の一番右に写っているジョイントがfigmaジョイントで、隣に移っている丸い箇所が2つ有るジョイントがリボルテックの6mmダブルジョイントです。
このリボルテックの6mmダブルジョイントをfigmaの頭部に挿してやればfigmaの頭部をリボルテックのボディに取り付けることが出来ます。
首の挿げ替えは最も簡単な改造なので、リボルテックとfigmaをお持ちでしたら試してみてください。
但しfigma初音ミクver2.0やfigmaシノンのように首のジョイントが通常のfigmaジョイントと異なるものがありますのでご注意下さい。
(無理に引き抜こうとすると破損します。特にプレ値のシノンは注意が必要です。)


あと、ヤフオクの出品物についてですが、7~8月中に1週間から2週間ほど出品を休止する予定です。
特に何も決めてはいないのですが1~2日ほどどこかに出かけてこようと思っています。
出品の休止期間が決まればこちらのブログの方で連絡させて頂きます。