2022年3月7日月曜日

フィギュア改造 UVレジンでのアイプリ作成テスト

最近、ようやく暖かくなってきて春が近づいてきた気がします。

ですが、この時期は三寒四温で暖かくなったり寒くなったり気温変化があるせいか、少し体調を崩してしまい、今日も頭痛に苦しんでました・・・
この時期は気温変化が激しくて体調管理が難しいですね・・・

さて、本題ですが暖かくなってきたせいかふとアイデアが降りてきて、タイトルの通りUVレジンでアイプリが作れないか実験をしていました。

ラミネートフィルムにUVレジンを薄く塗って、その上にプリンターで印刷を行ったらアイプリが作れるのではないかなと思った次第です。

実験の結果は以下の通りです。


ラミネートフィルムに挟んで薄いフィルム状のUVレジンを硬化させ、印刷面側のラミネートフィルムを剥がしてから、プリンターで印刷してみたのですが印刷の品質がバラバラになりました。

印刷の品質がバラバラになったのは、手動でラミネートフィルムに挟んでUVレジンを平らにならすときに均一にすることが出来ず、レジンフィルムの表面にムラができたためだと思われます。

実は最初に実験したときはラミネートフィルムに挟まずに、単純に薄いレジンフィルムを作って印刷してみたのですが、どうもUVレジンに含まれる油分がインクを弾くみたいで印刷することが出来ませんでした。

ですが、ラミネートフィルムに挟んで薄いフィルム状にして硬化させてから印刷面のラミネートフィルムを剥がしてやると、レジンフィルムの表面の油分がラミネートフィルム側に移り、ある程度の精度で印刷できるようになるみたいです。



こちらの写真は、レジンフィルムにインクのノリを良くするために「つや消し」を塗ってから印刷してみたものです。

「つや消し」塗料は、表面に微細な凹凸を無数につけることで、光を乱反射させてツヤを消す仕組みになっています。
そのため、レジンフィルムに「つや消し」を塗ることで、インクのノリが良くなるのではないかと思い実験してみました。

結果は見ての通り、「つや消し」をすることで印刷の精度と品質は向上しました。
ただ、完全にインクがのっているわけではないため、少しティッシュペーパーでこするとインクが落ちてしまいました・・・
(写真の真ん中の3段目のアイプリがそうです。)

あと、市販のインクジェットプリンターには白色のインクはありません・・・
つまり、白色は用紙の色を使っているため、透明なフィルムに印刷した場合は白色は透過されてしまいます。

なので、アイプリの白目の部分は自分で塗装してやる必要があります。
(でないと、白目なしのブライトさんのようになってしまいます・・・)

尚、上の写真のアイプリに白い油性塗料を塗ってみたところ、アイプリが滲んでしまいました・・・
塗装する場合にも何かしらの工夫が必要になりそうです・・・





今回、UVレジンでアイプリを作る実験をしてみましたが、普通にインクジェットプリンター用のデカール製作キットを買った方が良さそうな気もしますね・・・

ただ、デカール製作キットは少しお高いので、UVレジンで作れたら低コストでデカール製作が出来るようになるかもしれません。
あと一工夫加えれば、レジンでのデカール製作が出来そうな気がしますので、もう少し実験を継続してみようかと思います。

もし、UVレジンでのデカール製作の手法が確立したら、また記事にしようかと思います。


最後に、もしかすると所用で少しヤフオクの出品を一時休止するかもしれません。
まだ、所用の詳細が決まっていませんので、休止するかも決めていませんが、念のためご連絡しておきます。

休止する場合は、こちらのブログにてご連絡致します。