2019年7月18日木曜日

個人的に気になる新作フィギュア情報

今年の夏は去年に比べると何だか涼しい気がしますが、数日前から急に暑くなってきましたね。

昨日、買い物がてら散歩してたら頭がクラクラしてきて若干熱中症っぽい症状が出てきたので慌てて家に戻って水分補給しました。皆さんも熱中症にはお気を付けください。

今回の更新は延期になっていた「個人的に気になる新作フィギュア情報」の続きです。





<figma>



FGOより「セイバー/宮本武蔵」がfigmaで発売が決まったようです。
サンプル写真を見る限りかなりかなり細かく作り込まれていてデキが良さそうです。
当方はFGOのゲームをプレイしたことがなくキャラについては全く何も知らないのですが、作り込みの細かさに惹かれて欲しくなってしまいました・・・

顔立ちはFGOのキャラクターデザインをよく再現していると思います。
サンプル写真が小さくて良く見えませんが、特徴的な瞳もしっかりと再現しているように見えます。
表情パーツは3種類あり、それぞれ感情の差がある表情なので遊びやすそうです。

ボディの方は霊基再臨2回目(?)のイラストをベースにしているのだと思いますが、着物や帯の模様から帯紐の造形まで細かなところまで作り込まれています。
特に刀の造形が非常に細かく作り込まれており、更に質感も今までのfigmaに付属していた刀に比べてクオリティが非常に高くなっているように見えます。
また、刀の鞘も細かく作り込まれていて一切手抜きされていない感じがします。

付属品は表情パーツ3種に「火の刀/水の刀/うどん/団子」が付属しプレイバリューはそこそこかと思います。
ですが、色味が多くデザインの細かいキャラを良く作り込んであるので是非とも1体は入手したいところですが、お値段が8000円+消費税10%で8800円とお高いです・・・
欲しいけどどうしたものか・・・

 ・figma Fate/GrandOrder セイバー/宮本武蔵


次は「幼女戦記」より「ターニャ・デグレチャフ」の発売がようやく決まりました。
アニメが終わってから1年半経ってやっとですね・・・

顔立ちはアニメのキャラクターデザインを良く再現していると思います。
交換用表情パーツもデグレチャフ少佐らしい幼女らしさのカケラもない表情がチョイスされていて、アニメの印象的なシーンを色々と再現できそうです。

ボディの方は最初にワンフェスで公開されたときの制服姿ではなく戦闘服姿に変わっていますね。
衣装デザインが第二次大戦中のドイツ空軍の飛行服がベースになっているためか、比較的シンプルなデザインなので襟元のファーからベルトのバックルまでキッチリと作り込まれています。
そういえば、ガルパンのコメンタリーで知った情報ですが、空軍のパイロットの飛行服はコックピットのスイッチに引っ掛けて誤操作しないように引っ掛かりの少ないシンプルなデザインになってるそうです。(どうでもいい豆知識。)

写真を見て気づきましたが襟のパーツは別バーツになっているようで、首の可動に合わせて動かすことで首の可動を妨げない構造になっているようです。
髪も短いポニーテールなので首の可動範囲は広そうです。
ただ、足は腰から下げているユニットのせいで可動が絶望的な気がします・・・
(着脱出来たら良いのですが無理そう・・・)

付属品は表情パーツ3種類と「小銃」のみとなっておりプレイバリューはかなり低いですね・・・
しかも、全高13cmと小柄なfigmaなのにお値段が7000円(税抜)で税込みだと7700円になるためお高く感じます・・・
好きなキャラなので欲しいところですが、こちらもなかなか手が出せないかも・・・

 ・figma 幼女戦記 ターニャ・デグレチャフ


最後に「グリッドマン」より「宝多六花」の発売が決まりました。
顔立ちはアニメのキャラクターを良く再現していますが、サンプル写真では顔に陰影がついているせいで少し異なる印象になっていますね。
表情パーツは3種類あり、それぞれ感情の差があり遊びやすそうですが顔に陰影がつくと印象が変わって見えるので人によって評価が分かれそうです。

ボディの方は「宝多六花」の特徴的なスタイルをそのまま立体化した感じですね・・・
おかげで下半身は「すーぱーそに子」以来のポッチャリスタイルになっています・・・
衣装は制服にロングカーディガンを羽織った姿でシンプルなデザインのため、アニメのキャラクターデザインをそのまま立体化したような良いデキになっていると思います。

付属品は交換用表情パーツ3種の他に「シュシュ/スマホ/リュックサック/交換用ポケット突っ込み腕パーツ/交換用ポニテ頭部」が付属するのでプレイバリューは高いと思います。
ただ、こちらも7500円+消費税で8250円となり、なかなかのお値段です・・・
これなら、「figma 渋谷凛」を改造して自作したほうが安くつくかもしれない・・・

 ・figma グリッドマン 宝多六花





それにしてもfigmaの価格高騰が止まりませんね・・・
S.H.Figuartsもじりじりと値段が上がり6500円前後の商品が主流となってきました。
でも、こちらは税込みなのでfigmaに比べると千円から二千円ほどお安いため、最近はS.H.Figuartsを購入することが多いです。

色々調べてみると、グッスマさんは中国の工場メインで生産をしていますが、バンダイさんは複数の国に工場を持っているようですね。
figmaとS.H.Figuartsの価格差があるのは、結局中国の人件費の影響によるところが大きいようです。
figmaは2015年時点では95%中国工場で生産していたため2019年現在もおそらく80%以上は中国で製造されていると考えられます。
S.H.Figuartsは複数の海外工場で生産されているので中国の人件費高騰の影響が緩和されているのだと思います。

現在、米中貿易戦争で中国の経済成長に陰りが見えてきたことで、人件費の高騰が止まって下がると思っている方も居るかと思いますが多分下がらないし止まりません。
というのも、人件費はいったん上がるとよほどのことが無い限り下がりません・・・
なので、工場を中国から移転しない限りはこのまま値段は上がり続けるでしょう・・・
多分、2021年頃にはfigmaは1体1万円以上が当たり前になりそうです。

既に多くのユーザーは値段の高騰にはついていけていないので、グッスマさんには中国から工場を移転するなどして低価格化をお願いしたいです。
ワンフェスも2016年をピークに来場者数が減少しており、多くのフィギュアメーカーの経常利益も2016年頃をピークに下がっています。
ユーザーの減少も販売数の減少も利益の減少も全ては値段の高騰が原因です。
フィギュアの製造は熟練の職人が必要で工場の移転が簡単でないことも分かりますが、業界を牽引してきたグッスマさんには是非とも低価格化に取り組んで頂きたいところです。





■追記■
本日、京都アニメーションのスタジオが放火され多くの被害者が出たとのニュースを見ました。
京アニ作品のファンとしては非常にショックでした。
詳細なことはまだ何も分かっておりませんが、一人でも多くの方々の無事を祈っております。