送信者 Fig箱 |
送信者 Fig箱 |
以前、和室の背景セットを製作しましたが9畳の床の間のある造りで良家の和室といったイメージだったので、今度は庶民的な和風の部屋を作ろうと思い4畳半のお茶の間にしました。
庶民的といっても今時ではこんなお茶の間はアパートでもそうそう無いですね。
平成生まれの方たちには「お茶の間」という言葉自体にピンとこない人も多いため、TVの司会者も「お茶の間にお届けします。」なんて言葉も使わなくなりましたね。
昔はよく聞く言葉でしたが・・・
この背景セットのデザインを作る際に昭和の建築など色々調べていて知ったのですが今では和室の無い家も多いようですね。
個人的には夏場に畳でゴロゴロするのが好きなので、家を買うなら和室は一室は欲しいところです。
この背景セットでは双葉杏さんにゴロゴロして頂きました。
なんと言うかこの背景セットと双葉杏のダラけっぷりがすごくシックリきてスゴく夏休み感を感じます。
送信者 Fig箱 |
送信者 Fig箱 |
ふすまや畳の色も少し変更しています。
漆喰壁の方は清潔感がありますが、土壁はセピアに近い色合いのせいかノスタルジックな雰囲気が強調されて昭和の感じが強くなっている気がします。
写真で気付いた方もおられると思いますが、窓側の壁は取り外しできるようにしました。
作ってみて気がついたのですが、飾るときに壁を3面で囲うと光が遮られて倉庫の中の様な薄暗い感じになるので窓側の壁を外して採光出来るようにしました。
十分な光量のトップライトでライティングできる場合は、3面で囲うことで狭い部屋の雰囲気を再現できるかと思います。
狭苦しさを再現することに意味があるのかどうかは分かりませんが・・・